しいたけ≠リスの尻尾
子どもの頃の思い込みって根拠がなくて、今となっては何でそんなこと考えてたんだろうって思うこと、ありますよね。ありませんか?
わたしは、あります。
例を挙げると、ガソリンスタンドはその土地から石油が湧いてると思ってました。
それが本当なら、日本の経済はもっと潤ってる筈なのですが。
その他は
お味噌汁に入ってるしいたけは、リスの尻尾を輪切りにしたものだと思ってました。
急に何を言い出すんだ、万病をこじらせてるのか?
と思われたかもしれません。まあ、当たらずとも遠からずです。
私が子供の時は、私にとってそれは常識で、しいたけは当たり前のようにリスの尻尾だったのです。
いまいち、ピンと来ない方もいらっしゃるでしょう。下の画像を見てください。一発で分かる筈です。
おわかりいただけましたでしょうか
どう見ても、リスの尻尾です。
この丸まってる尻尾を伸ばして輪切りにしたら、それはもう…しいたけになりますよね?
子供なりに、なぜリスの尻尾を食べるんだろう?かわいそう…と思いながら食べてました。普通に。
もちろん、実際にはリスの尻尾は食べていません。ちゃんとしいたけを食べていました。
中学生くらいで間違いに気づけて良かったです。間違いに気づかないまま大人になれば、今頃は「最近リス食べてないな〜」と言ってしまうような人間になっていたかもしれません。
あと一つ、これだけは言わせて欲しいのは
ウニは脳みそってことですね。
私は社会人になるまで、ウニは食わず嫌いでした。理由は先に申し上げました通り、ウニはもうまるっきり、これでもかと言うくらい脳みそだからです。
ウニが好きな人はすみません。でも決してディスっている訳ではありません。ウニと脳みそはイコールではないと認識した上で、改めてウニを脳みそと捉えているのです。
私は脳みそを食べる勇気が持てなかった…脳みそよりサーモンを選ぶ人間でした。それでも社会人になり、食わず嫌いは良くないと思い、脳み…ウニを食べました。食べた感想は、「少し生臭い脳みそ」というものでした。
「ウニってあんま美味しくない。」 と言うと、
「それは本当に美味しいウニを食べてないからだよ!」と何人かに言われたことがあります。
本当に美味しい脳みそとは一体……!
去年北海道に行った時、海の幸にあふれている北海道のウニならば絶対美味しかろうと思い、久々にウニにチャレンジしました。
ひとくち食べ、衝撃が走ります。
これはなんて…クリーミーな脳みそなんだ!!!
と。
人の思い込みや先入観はなかなか消えないものです。きっとウニは自分にとって永遠に脳みそであり続けるのでしょう。
繰り返しますが、決してウニを悪く言っている訳ではありません。だって脳みそは私たちにとって重要なものでしょう?でもそれを食べるかどうかはまた別の話。
それだけのことです。
みんな違って、みんな良い。