ちんずーは生涯学習

日々の出来事で面白かったことや不思議に思ったこと、たまに物語的なものも書こうと思ってます

最近のおじさんダイジェスト

最近遭遇したおじさんたちの話をしようと思う。

 

先日の朝、私は早歩きで最寄駅に向かっていた。電車に乗り遅れそうだったのである。

ふと前方を見ると、春の蜃気楼?…いや、明らかにおじさんが倒れていた。しかも、歩道の進行方向に対して垂直に。頭の中に二択が思い浮かぶ。

 

見捨てるか…助けるか…

考えたのはほんの数コンマ、人命救助を優先することにした。おじさんに近づく、顔が白い。

あ、これ結構やばいかも…

私「すみませーん!」

…返事がない。肩に手を伸ばす…

 

おじさん「すぴー…すぴー…

 

問題はなかったようだ。私は駅へと急いだ。ふと考える、前もこんなことあったよな?…と

今の家に引っ越してきて2年、倒れてるおじさんを家の近所で見るのは2度目だった。でもそれだけじゃない、職場がある中野には4年程通っているが、そこでも2回倒れているおじさんに遭遇した。

 

しかもそのうちの一人のおじさんは、ふらふらな状態で走っていたが足がもつれて転んでしまい、起き上がったかと思うと、道端の柱などを支えにしながらまた走り、少し進んだところでまた転んでいた。息も苦しそうで、明らかに体調が悪そうだった。

周囲の人が「大丈夫ですか?」と声をかけると「大丈夫。」と答えていた。そんなボロボロの状態でもおじさんはなんとか走り続け、スポーツジムに入っていった。

 

スポーツジムに、入っていった。

 

そんな懐かしいことを思い出しながら、その日は仕事に行った。

その数日後、神奈川にて友人の車を降りた瞬間におじさんに話しかけられた。

おじさん「美鈴(?)はどこにある?!うぃ〜〜っひ!!」

私「この辺の者ではないので、分からないです。」

おじさん「うぃ〜〜!?そーかそーか!!がはーっはっはっは!!」

陽気なおじさんはお手本のような千鳥足でふらふらと去って行った。美鈴(?)は土地の名前だったのか…人ん家の名前だったのか…分からなかった。

 

自分の周りの磁場が狂い始めてきたのかもしれない。なんにせよ、おもしろい人達がいっぱいで良い日々である。

 

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(ディズニーオンアイスに対する興味が1から35に上がった写真)